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サーバ詳細#

第一ペインのサーバ一覧の項目をクリックすると、第二ペインのサーバ詳細が表示されます。

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詳細タブ#

詳細タブではサーバの詳細を確認できます。 以下の項目があります。

項目 説明 備考
サーバ設定 サーバ名・デフォルト担当者などを設定できます
サーバ削除保護 サーバ削除を実行できないよう設定できます
タグ サーバにタグを付与して管理できます
サーバ情報 OSや IP 情報、バージョン情報などを確認できます
登録された SBOM ファイル SBOMの登録・ダウンロードなどができます
SBOMファイルのダウンロード サーバ情報をSBOM形式でダウンロードします
手動スキャン 最新の構成情報を用いて脆弱性情報を更新します
GitHub リポジトリ GitHub Security Alerts の結果を取り込み、FutureVuls上で管理できます
AWS Lambda関数 AWS Lambda のスキャン結果を取り込み、FutureVuls上で管理できます 擬似サーバのみ
別サーバのタスク情報をコピー 同一グループ内の別のサーバ上のタスク情報をコピーします
サーバ情報を他グループへ移動 FutureVuls上のサーバ情報を他のグループに移動します
サーバの削除 サーバを削除します

サーバ設定#

「サーバ名」「ロール名」「デフォルト担当者」「補足情報」を設定できます。

「デフォルト担当者」に指定出来るユーザの一覧については、こちらをご覧ください。

tab.png

サーバ削除保護#

サーバの削除」操作に制限を加えます。 有効にしていると、FutureVuls の画面や FutureVuls API でのサーバ削除操作ができなくなります。

サーバ削除保護

タグ#

サーバにタグを追加できます。 タグの×ボタンを押すとタグを消去できます。

tag.png

サーバ情報#

サーバの詳細情報が確認できます。

server-imformation

登録されたSBOMファイル#

SBOMインポート」でインポートしたSBOMファイルを確認できます。 詳細はマニュアルを参照してください。

SBOMファイルのダウンロード#

CycloneDX」フォーマットの SBOM を、JSON または XML ファイルで出力します。詳細はマニュアルを参照してください。

sbom.png

手動スキャン#

手動スキャンについては「スキャン種別と処理内容」を参照してください。

GitHub リポジトリ#

GitHubにはライブラリの脆弱性を検知する機能が標準で提供されています(Dependabot アラートについて)。

GitHubリポジトリで検知された脆弱性を取り込み、FutureVuls上で管理できます。 設定方法は「GitHub Security Alertsとの連携方法」のマニュアルを参照してください。

AWS Lambda関数#

EC2インスタンススキャン」「ECRスキャン」と同様に、「Amazon InspectorによるAWS Lambda関数のスキャン」の結果を取り込み、FutureVuls上で管理できます。 設定方法は「AWS Lambdaの脆弱性スキャン」のマニュアルを参照してください。

サーバの削除#

サーバ一覧からサーバを削除します。 「サーバの削除保護」が有効な場合、サーバは削除できません。

一度サーバを削除するとタスクの状態などを復活させることはできません。同じUUIDでもう一度スキャンすると新規登録されます。

別サーバのタスク情報をコピー#

サーバに紐づくタスク情報を、同一グループ内の他のサーバからコピーして更新できます。 既にFutureVulsに登録済みのサーバと同じような構成のサーバを新しく追加した際に、ステータスなどの情報を一括して同期させることができます。

他のグループのサーバ情報をコピーしたい場合

グループを跨いでコピーしたい場合は、「サーバ情報を他グループへ移動」を参照してください。

SSVCのトリガーを設定している場合

SSVC のトリガー&アクション設定によってタスクのステータスが自動で変更される場合、コピー先で作成されたタスク(ステータスが NEW)が別のステータスに上書きされ、タスクコピーが正常に行われない可能性があります。

設定内容の詳細については、SSVC設定方法をご確認ください。

コピーされるタスクは、「コピー先でステータスが NEW」 かつ「コピー元サーバと共通して検知される脆弱性」に紐づくタスクです。 タスクコピーが実行された際に、変更内容とともに実行された旨をコメントとして記録します。

コピーされるタスク情報は以下の通りです。

  • ステータス
  • 主担当者/副担当者
  • 優先度
  • 対応予定日/対応期限
  • 非表示設定
  • タスクコメント

タスクをコピーする際は、次の手順に従って操作してください。

  1. サーバタブからコピー先のサーバを選択し、詳細画面を開く。
  2. 画面下部に表示されている 別サーバのタスク情報をコピー ボタンからダイアログを開く。
  3. コピー元となるサーバを選択して実行する。

task-copy

サーバ情報を他グループへ移動#

サーバに紐づく情報を別のグループへ移動できます。 グループ管理者権限をもつグループ内のサーバをグループ管理者権限をもつ別のグループへと移動できます。

同じグループ内でサーバ情報をコピーしたい場合

同じグループ内でサーバのタスク情報だけをコピーしたい場合は、「別サーバのタスク情報をコピー」を利用してください。

以下の情報がコピーされます。

  • サーバ情報
    • サーバの詳細情報
    • CPE情報
  • タスク情報
    • ステータス
    • 主担当者/副担当者
    • 優先度
    • 対応予定日/対応期限
    • 非表示設定
    • タスクコメント

設定先のグループに該当のユーザがいない場合

主担当・副担当者として設定しているユーザが移動先グループに所属していない場合は、タスクの担当者設定が解除されます。

  • オーガニゼーション間の移動はサポートしていません。
  • サーバのコピーには移動元グループの管理者権限と移動先グループの管理者権限が必要です
  • スキャナを利用しているサーバの場合、画面のダイアログに従い、スキャナの設定変更も必要です
  • 元のグループのサーバは自動削除されません
  • コピー先のグループに同じ名前のサーバがある場合はコピーできません

以下の手順でコピーできます。

  1. 移動するサーバと移動先のグループを選択すると、サーバ情報のコピーを開始します。

    image

  2. 続いてコピー後のサーバへ元サーバに登録されているタスクの情報がコピーされます。

  3. スキャナから登録したサーバの場合は、ダイアログに従ってスキャナに登録されたグループIDやスキャナトークンを変更したのちスキャンを実行してください。
  4. サーバコピーが完了後、コピー後の情報で再度スキャンが実行され、新たにタスクを作成後にタスクステータスがNEWのタスクについてタスク情報がコピーされます。
  5. コピーが完了しましたと表示が出ましたら、コピーに問題がないことを確認後、コピー元のサーバを削除してください。

サーバコピーによる二重課金への注意

コピー元サーバとコピー先サーバは、そのサーバを一意に特定するためのUUIDが異なります。そのため、サーバを移動した月は両サーバに対して課金され、実質的な二重課金となってしまいます。

スタンダードプランをご利用のお客様は問い合わせフォームから、「サーバ情報を他グループへコピー」した旨と以下の情報をお伝ください。余分に課金された1台分の費用を当月分の請求から減額いたします。

  • 問い合わせ時にお伝えいただく情報
    • 「サーバ情報を他グループへコピー」を実行した日時(yyyy-mm-dd hh:mm)
    • コピー元サーバのUUID
    • コピー先サーバのUUID

脆弱性×タスク#

選択したサーバに関連するタスクと脆弱性が表示されます。 脆弱性×タスクのタブで表示される情報は同じですが、列の並び順が異なります。 場面に応じて利用しやすいタブをお使いください。

ソフトウェア#

サーバにインストールされているソフトウェアがすべて表示されます。 脆弱性がないソフトウェアも表示されます。

ヘルプページ内の「ソフトウェア」や「CPE」もご覧ください。

アプリケーション#

サーバにインポートされたLockFileやSBOMファイルからインポートされたアプリケーションが表示されます。 LockFileの追加や、アプリケーションやライブラリを含むSBOMの追加といった「依存ライブラリのスキャン」ができます。

アドバイザリ#

サーバで検知された脆弱性に紐づくすべての「アドバイザリ」が表示されます。

OS が Windows の場合、KBID はアドバイザリとして表示されます。

外部スキャン#

外部スキャン結果の取り込み」で対象サーバに追加された外部スキャン結果の一覧が表示されます。