今回のリリースでは以下の変更を行いました。
タスク一覧画面にて、アップデート用の Ansible Playbook を画面上で表示し、ダウンロードできるようになりました。 複数のタスクを選択できるので、パッケージのアップデート作業を自動化できます。
例えば、/etc/ansible/hosts が以下のように書かれていて、
[db]
10.138.0.2
CVE-2018-8777をアップデートしたい場合は、タスク詳細のページにある「ANSIBLE PLAYBOOK」のボタンを押して、 ip-10-138-0-2_CVE-2018-8777.yml
をダウンロードしたあと
- hosts: {enter target host}
を
- hosts: 10.138.0.2
または
- hosts: db
と変更し
ansible-playbook ip-192-168-0-188_CVE-2017-15298.yml
と実行することで、Ansibleによる更新が実行されます
一覧から複数のタスクを選択して「ANSIBLE PLAYBOOK」を押すと、複数タスクに対するplaybookを一括でダウンロードできます
その場合はダウンロードしたzipを解凍した後、解凍したフォルダ内の playbook.yml
にある
- hosts: {enter target host}
を
- hosts: 10.138.0.2
または
- hosts: db
と変更し
ansible-playbook playbook.yml
と実行することで、Ansibleによる更新が実行されます。
このようにFutureVulsからplaybook用のYMLファイルをダウンロードして、ターゲットホストを指定、 ansible-playbook
を実行することでパッケージをアップデートできるようになりました。
Ansibleをお使いであればぜひお試しください。
前回、脆弱性ページの詳細画面に追加された「Microsoft の脆弱性情報」を、リストのカラムに追加できるようになりました。 デフォルトでは隠れていますが、表示項目の編集を利用すると確認できます。
脆弱性リストの重要フィルタに、今回追加された Microsoft の脆弱性スコアを設定できます。 この機会に、あなただけの重要フィルタを設定し、日々の運用を効率化してみてください。
FutureVuls では今後も様々な要望をお待ちしています。欲しい機能や、使いにくい箇所などありましたら、お問い合わせください。