スキャンモードの変更

FutureVulsでは、2種類のスキャンモードを備えております。

  • Fastスキャンモード

    • スキャナプログラム実行時にRoot権限が必要ないモード
  • Fast-Rootスキャンモード(デフォルト)

    • スキャナプログラム実行時にRoot権限が必要なモードであり、以下の追加情報を取得可能です。

また、fast, fast-root と同時に指定出来る offline もあります。offline を指定すると、スキャン対象サーバがインターネットに接続できない環境でもスキャンできます。

スキャナ新規インストール時のモード選択

スキャナプログラムインストール時に、グループ設定>スキャナ画面で Fast-Root, Fast, OFFLINE を選択可能です。

スキャナインストール後のモード変更

FastからFast-Rootへの変更

  • グループ設定>スキャナ画面で Fast-Root を選択して表示されているコマンドをスキャン対象のサーバ上で実行する
  • /opt/vuls-saas/config.toml内のscanModeを手動で変更する
scanMode = ["fast-root"]

Fast-RootからFastへの変更

/opt/vuls-saas/config.toml 内のscanModeを手動で変更してください。

scanMode = ["fast"]

また、/etc/sudoers.d/vuls-saas を削除してください。

Offlineへの変更

/opt/vuls-saas/config.toml 内のscanModeを手動で変更してください。

fastの場合は下記のように設定します。

scanMode = ["fast", "offline"]

fast-rootの場合は下記のように設定します。

scanMode = ["fast-root", "offline"]

Offlineの解除(ネットワーク接続あり)

/opt/vuls-saas/config.toml 内のscanModeを手動で変更してください。

scanMode = ["fast"]