スキャンモジュールの変更

スキャナの動作をconfig.tomlで指定できます。

  • WordPressの脆弱性は検知したいがOSパッケージの脆弱性は検知したくない
  • サーバに配備されているライブラリの脆弱性のみ検知したい
  • ポート接続チェックはしたくない

など、環境や用途に合わせてスキャナの動作を柔軟に制御できます。

例)

[servers]
  [servers.dev]
    user = "vuls-saas"
    host = "localhost"
    port = "local"
    scanMode = ["fast-root"]
    scanModules = ["ospkg", "wordpress", "lockfile", "port"]
    [servers.dev.uuids]
      dev = "xxx-xxx-xxx"

scanModuleには以下を指定可能です。

scanModules = ["ospkg", "wordpress", "lockfile", "port"]
名前 説名
ospkg OSのパッケージリストを取得する
lockfile プログラミング言語ライブラリのロックファイルを取得する。詳細
wordpress WordPressのCore, Plugin, Themeのリストを取得する。詳細
port サーバがListenしているPortに対して、Scannerから接続チェックを行う

デフォルト(scanModules省略時)の挙動

デフォルト(scanModules省略時)は、ospkgwordpresslockfileportの4つのモジュールが全て有効化されます。
ただし、wordpresslockfileのスキャンは、config.toml 上で対応する設定(WordPress の設定パス、Lockfile の配置パス 等)が記載されている場合にのみ実行されます。
設定が存在しない状態では、モジュールを有効化しても該当スキャンは実際に走りません。

各種パスの設定方法につきましては以下をご確認ください。